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suzumagazine

かなでびとの、ひとりごと。

朝を制する者は人生を制するっていうアレ。

執筆者の写真: suzumagazinesuzumagazine

最近、朝が早い。

毎朝6時にiPhoneから鳴る、あのアノーイング / Annoying(忌々しい)なアラーム(アラームさんは何も悪くない)で目が覚める。すぐ布団からは出ずに、ちょっと5分くらいSNSを見ちゃったりして、「いけない、いけない」と思いながら重い体を起こし、歯磨きして、数日前に京都で買ったばかりのパタゴニアのジャンパーを着て、ユニクロのニット帽とNYで買ったレザーの手袋をはめて、外に出る。


学生の頃は学校があったから毎朝6時半くらいまでには起きてたけど、卒業後はのら〜り、くら〜り、8時、9時、10時と段々遅くなっていった。ミュージシャンという職業上、会社に属しているわけでもない、ライブのない日は自分の好きなように一日を過ごせるから、早起きなんかしたら損、とまで思っていた。


そんな僕が最近、おかしい。

早起きだけならまだしも、起床後すぐにランニングに出かける。NYにいる時だって外を走ったことなんてなかったし、もともと運動は嫌いな方。ドッジボールでは毎回一番最初に当てられる係だったし、野球の授業ではグローブを右手にはめたくらいだ(僕は右利き)。いわゆる学校に数人いる汗かきたくない男子(そんな種族がいるかどうかは知らないけど)だった。


それが1ヶ月前、「一日を有効に使おう!」と決めてから今日まで継続的に早起き&ランニングを実行している(ちょっとカッコつけちゃった。2、3日休んじゃいましたすみません)。朝のランニングがこんなにも清々しくて気持ちいいって、どうして今まで誰も教えてくれなかったんだろう。とまで思ってしまうレベルだ。両耳からうどんを一本ずつ垂らして(AirPods Pro2、アップル信者なのでちゃんと最新モデル)、「オードリーのオールナイトニッポン」をRadiko のタイムフリーで聴きながら走るのが、僕のスタイル。朝、質の高いスタートが切れると、なんだかその日一日がとってもいい日になる。大人たちがよく「朝を制する者は、人生を制する」って言うけど、ちょっとその意味が分かった、、気がする。まだ始めて1ヶ月だから、もう少し継続してみてまた新たな発見があったら、ブログに書きます。


そういえば高校生の時、なんで朝は明るくて夜は暗いんだろう、と不思議に思ったことがある。その時出た結論は「朝は人間が目覚める時間で、夜は人間が寝る時間だからだ」だった。人間の心や体は常に自然と共にある、だから朝暗いうちから作業したり、夜煌々と灯りをつけて夜更かししたりするのは自然の理に反している、というもの。今もこの意見は変わっていない。


自然つながりで。先日「旧暦カレンダー」というものを見た。旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠けでひと月の長さを決めるというもの。なんと麗しい。明治時代に現在の太陽暦に変えられるまで使われていたらしい。当時、西洋化を図る明治政府が旧暦の使用をやめたみたいだけど、それは本当に正しい選択だったのか?と思う。確かに日本は欧米化によってアジア1の大国になり、文明的には進化したのかもしれない。でも確実に文化的には退化したよね。暦だけじゃない、憲法とか、服装とか、食事とか。昔の日本人って本当にすごい、って思うことたくさんある。誇り高き日本人は本来はもっともっとレベルの高い(幼稚な表現ですみません)、精神世界に生きているような、世界に類を見ない、そんな民族だった気がする。


今週末、2月10日は旧正月。今一度、私たち日本人の在るべき姿、心の持ち方、生活、使命、物事の本質とか、、、、見つめ直してみようと思う。


朝のランニングの話からまさかこんな着地になるとは、自分でもびっくりしている。まぁ、でもこのフリースタイルな感じを楽しんでいただけたら、と思う。「すずまのひとりごと。」だし。


今日も読んでいただきありがとうございました。

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